稲美町では米作りの他に、トマト、キャベツ、メロン、いちごなどの野菜もたくさん作られています。特に、キャベツ、トマトは国の指定産地に、レタス、メロンは県の指定産地になっています。
また、六条オオムギは、麦茶の原料で、たくさんの農家で栽培されています。

母里地区、加古地区でさかんに作られているトマト は、ビニールハウスで温度や水の量に気を配り大切に育てられています。味の濃いトマトは人気があり、遠くは阪神間の市場に出回っています。
豊かな甘みとみずみずしさで人気のあるメロンは、主に母里地区で作られています。ハウスの中にミツバチを放して受粉させたり、1株に1個の実を育てるため手作業で実をつみ取ったり、ハウス内の温度、風の調節、土作りと農家の方の努力でおいしいメロンができます。
天満地区ではいちご作りがさかんです。「とよのか」 と「さちのか」という品種を作っています。1つのハウスに1 万8千株も育てています。そして、メロンと同じようにミツバ
チを放して受粉させた後、ハウスの温度管理や水やりを調節しながら12月から5月の終わりころまで収穫をしています。また、土作りや、株の育て方、肥料などを工夫して、甘いイチゴを作る努力をしています。4月から5月の最盛期は、農家の方は午前3時から実をちぎり、作業をします。
小学生がビニールハウスを見学しています。栽培農家では、このような見学も受け入れています。
これらの米や野菜作りに欠かせない水の多くは、ため池の水を利用しています。長いところでは、10数キロにもわたって順々に水を田畑に入れています。おいしい米や野菜を作るために、農家の方々は水路の草を刈ったり、ゴミを拾ったりしてきれいな水を守っています。農家の方々は作物に強い愛情を持っておられ、水を大事にされています。
水をめぐる努力の中で発展してきた米作りと、雨の少ない台地の特性をいかしてつくられた味の濃い野菜や果物は稲美町の特産となりました。これらの米や野菜は、稲美町の子どもたちための給食にも使われています。これらの農作物とため池とは、稲美町の自慢です。
稲美町の給食については、こちらのサイトで詳しく紹介しております。